PKTriggerCordの動作検証(PENTAX K-30)
今回は、PKTriggerCordを用いたリモート制御の動作検証を、PENTAX K-30で実施しました。実験結果と注意点を整理します。
古いペンタックスのカメラでは唯一のテザーソフトではないかと思います。以前ASCOMの一眼レフコントロールソフトを使いましたがダメでした。
■ 基本動作の検証結果
各撮影モードにおける挙動は以下の通りです。
- Mモード
- カメラ側で事前にシャッタースピード設定が必要(例:30秒)
- ソフトウェアからの制御は可能
- Bモード
- 接続不可
- Pモード
- 接続自体は可能だが、動作が不安定(実用は困難)
- USB接続設定
- 「MSCモード」に設定する必要あり
■ 電源条件による影響
電源方式によって動作安定性に大きな差が見られました。
- 単三乾電池(ニッケル水素)
- ソフトウェア動作が不安定
- カメラ側がフリーズすることあり
- ACアダプター
- 動作が安定
- 実用上はこちらを推奨
→ 電圧変動または供給能力が影響している可能性が高いと考えられます。
■ レンズ依存性
使用するレンズによって動作可否が分かれました。
- 動作可能
- DAレンズ
- 動作不可
- Mレンズ
- 望遠鏡(直焦点など)
→ 電子接点の有無が影響していると推測されます。
一応動作しましたが、天体望遠鏡に接続して使うのは現状では無理そうです。少なくともK-30は。カメラのライブビューなどでとりあえず対応するしかないですね。

補足:RAW保存不具合について
検証中、K-30においてRAW保存ができなくなる現象が発生しました。
- PKTriggerCordとの関連性は不明(因果関係は確認できず)
■ 実施した対策
以下の切り分けを実施しました。
- SDカード交換
- ファームウェア更新
- バッテリー取り外しによるリセット(時計リセット)
- ACアダプター駆動への変更
→ 上記対応後も動作不良だったが、しばらくしてから正常に復旧
■ 所感と今後の運用方針
今回の不具合については、
- 発生原因:不明
- 復旧理由:不明
といった状況であり、再現性のある結論には至っていません。
そのため今後は、
- 検証用途には故障リスクを許容できる機材を使用する
という方針で運用するのが妥当と考えます。

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