木星を撮影しました。口径15cmF5と13cmのニュートン反射を使用しました。
【口径15cm】
まずは口径15cmです。
今までで最大の口径です。かなり細部まで写るようになりました。シャッタースピードが速いのが功を奏しているのかもしれません。
複数の縞、大赤班はもちろんのこと、縞の細部まで渦巻いている様子がわかります。
現在では15cmはそれほど大口径とは言えないかもしれませんが、工夫すればもっと細かいところまで写るかもしれませんね。
因みにROIにより撮像範囲を絞ると、画像のフレームレートが早くできます。
一方で、極軸が正確に合わせられない環境なので、だんだん視野からずれていきます。
ピリオディックモーションによる像の動きも目立ってきます。

鏡筒及び光学系:オライオンVX6(750mm, F5),GSO 5倍バローレンズ(合成焦点距離3750mm,F25)
フィルター:SV Bony UV/IRカットフィルター
架台: ビクセン GP2
カメラ:サイトロン SV305-SJ,1/500sec, 120secの動画の75%をスタッキング, Gain 351, AVI
画像取込:SharpCapPro(キャプチャ, ROI640x480)
画像処理:AS3!(スタッキング, 良画像選択, RGBアライン),レジスタックス(ウェーブレット処理, 明度補正, コントラスト補正, レベル補正, カラーバランス補正)
【13cm反射望遠鏡】
次に13cm反射望遠鏡です。口径15cmの像に比べると若干解像度は落ちる感じです。
あまり差が出ないと思ったのですが。ほかの要因も多少あるかもしれません。

鏡筒及び光学系:スカイウォッチャーBKP130PDS(650mm, F5),GSO 5倍バローレンズ(合成焦点距離3250mm,F25)
フィルター:SV Bony UV/IRカットフィルター
架台: ビクセン GP2
カメラ:サイトロン SV305-SJ, 1/250sec, 120secの動画の75%をスタッキング, Gain 351, AVI
画像取込:SharpCapPro(キャプチャ, ROI640x480)
画像処理:AS3!(スタッキング, 良画像選択, RGBアライン),レジスタックス(ウェーブレット処理, 明度補正, コントラスト補正, レベル補正, カラーバランス補正)
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