引き伸ばしレンズは天体写真用に購入したのですが。
まだ梅雨が明けないので、引き伸ばしレンズで一般撮影をしてみましょう。
カメラはPentax K-30、レンズはフジナー90mm F4.5です。
取り付けた様子は下の写真のようになります。
焦点距離が90mmとういこともありフランジバックが長めなので、
この組み合わせでピントが出ます。

接続は左から
Borgのカメラマウント、
カメラマウントからM42P1への変換ネジ、
M42ヘリコイド(amazonで購入した中国製のもの)、
M42-L39変換リング、
フジナー90mm F4.5です。
確か、10年くらい前は引き伸ばしレンズが流行っていたので、
Borgから豊富にパーツが出ていましたが、現在はかなり減っていますね。
レンズが安く手に入るのでありがたいんですけどね。

庭の、「祇園守り」という花を撮影しました。芙蓉の一種だそうです。
コントラストが低めです。以前撮影した天体写真では非常にシャープに写っていましたが、
すこし甘い感じになりました。
色合いは紫がかっています。曇りだったせいもあるかな。
レンズ自体はプリセット絞りがついており使いやすい。ピント合わせも今のカメラはライブビューで拡大できるので全く問題ありません。

カメラ:Pentax K-30
レンズ:フジナー90mm F4.5
絞り:F5.6
シャッタースピード:1/250秒
ISO感度:800
そのほかにも、引き伸ばしレンズで使えそうなパーツと引き伸ばしレンズを集めてみました。
左から、M42接写リング、EL-Nikkor 50mm F4、フジノンEX75mm F4.5です。
M42接写リングは、引き伸ばしレンズのフランジバックを調整します。
EL-Nikkor 50mm F4は近接撮影に使えます。フランジバックが短いのでKマウントでは無限遠は出せませんが、クモリありということで1,000円くらいで買えましたので、十分楽しめるかな。
フジノンEX75mm F4.5はフランジバックがちょうどよく無限遠が出ます。M46のフィルターネジもついていて、一般的に手に入るのでフィルターワークが可能です(フジナーはフィルターネジがありません。EL-Nikkorはフィルターネジはあるのですが特殊なサイズで使いにくい。)。特に光害カットフィルターが使えます。アストロカメラの先端に付ければ、レンズの先端にフィルターネジが無くてもいいのですが、手持ちのM48のフィルターを使いまわしたいので。

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