引き伸ばしレンズEX75にM48のフィルターを取り付ける。’24年8月31日

機材

引き伸ばしレンズのフジノンEX75mmF4.5を入手しましたが、天候不順でなかなか撮影に使えていません。今日は、天文用の光害カットフィルターを取り付けてみます。天文用の光害カットフィルターは2インチアイピースに取り付ける関係上M48が多く、カメラレンズに一般的なM49やM52とは異なりますのでひと工夫必要です。まずは、レンズに取り付けた状態です。

フジノンEX75mmF4.5にM48フィルターとフードを取り付けた状態

フジノンEX75mmF4.5はM46のネジが切ってあるので、そこにM48が接続できるようにステップアップリングを入れます。そのあとに、M48のフィルターを取り付けます。M48のフィルターはここではアイダスのLPS-P2を取り付けています。(LPS-P2はかなり古いフィルターですでに絶番になっており、現在ではデジタル対応及びLED照明に対応したタイプが市販されています。)LPS-P2の先にM48からM49のステップアップリングを入れて、M49対応のメタルフードを取り付けました。

左から、フード、ステップアップリング、フィルター、ステップアップリング、レンズ

左から、フード、ステップアップリング、フィルター、ステップアップリング、レンズとなっています。(レンズに取り付けるステップアップリングは本来は、M46からM48に取り付けるものを使えばよいのですが、手持ちのもので間に合わせたので、一度M37に変換しています。M46からM48に取り付けるステップアップリングの場合内径はもう少し大きいです。)

M48のフィルターで星雲に使えそうなフィルターはもう一つ持っていまして、SV BonyのUHCフィルターがありますが、先端のフィルターネジが浅いので、フードを付けることができませんでした。本来、アイピースの先端にねじ込んで使うのためのものなので仕方がないですね。青の成分が少ない対象であればUHCフィルターの方が良かったのですが。黒いボール紙でカブセ式のフードを自作すればUHCフィルターも使えますね。あるいは、レンズの先端ではなくカメラ側につけるインナーフィルターであれば良いですね。

左からSVBonyのUHCフィルターとIDASのLPS-P2フィルター

写真で分かるでしょうか?SVBonyのUHCフィルターのほうが、IDASのLPS-P2フィルターに比べて先端のネジの深さが浅くなっています。

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